腸がよろこぶ美容と健康

スキンケアの正しい順序と方法

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あなたはスキンケアの方法を、どのようにして習得しましたか?スキンケアを一から十まで誰かに習ったことがある人は、案外少ないのではないでしょうか。
お母さんやお姉さんのスキンケアを見聞きしたり、雑誌やモデルさんの動画を見たり、なんとなく見よう見まねでしている人が多いですよね。
しかし、順序や方法を間違えると、肌荒れや化粧崩れの原因になることも。

今回は、スキンケアの順序や方法を見直すために活用できる内容をご紹介します。

各スキンケアの役割

そもそも、どのスキンケアにどのような役割があるのか、理解して使用していますか?簡単に、主なスキンケアアイテムの役割について、それぞれご紹介します。

クレンジング

クレンジングは、メイクなどの油性の汚れを落とします。
化粧品は崩れを防止するため、油分が多く含まれていることがあります。化粧をした日には必ずクレンジングで汚れを落としましょう。そのまま寝てしまうと、長時間顔に油分がのっていることになり、肌へ大きな負担がかかります。

さまざまなタイプのクレンジング料がありますが、いずれにせよ、しっかり毛穴まで浸透させて汚れを浮かし、十分洗い流すことが大切です

洗顔

クレンジングが油分を落とすのに対して、洗顔は水性の汚れを落とす役割があります。水性の汚れとは汗や皮脂、角質などです。また、外部からの殺菌やほこりなどもこれに該当します。
クレンジングと洗顔を同時にできる商品もありますが、そうでなければ目的が異なりますので、どちらかだけをしても全ての汚れは落とせていないということです。

洗顔をする際は、優しく撫でるように洗いましょう。ただ泡をたてればよいという訳ではありませんが、きめ細かいと毛穴まで浸透しやすいので、しっかり泡立てましょう
しかし、泡をのせただけで、大して洗えていないのに洗った気になってしまう事がありますので、十分に注意してくださいね。

化粧水

クレンジングや洗顔をすると、肌に必要な水分まで落としてしまう可能性があります。化粧水には、そんな水分を補う役割があります。化粧水は、多くの成分が水分でできており、肌の表面の角質層へ浸透させることで、潤いをあたえることができます。

多めにとり、てのひらで顔を包み込むように押し、浸透させます。

乳液

化粧水の成分の多くは水分とご紹介しましたが、乳液には油分も含まれています。
水分だけでは、せっかく補給しても外側に蒸発してしまいます。ですから、油分を含んだ乳液が、化粧水の潤いをキープしてくれるのです
化粧水だけで終わらせてしまうと意味がありませんので、乳液とセットで使いましょう。

10円玉くらいの量を手に取り、化粧水などが肌に馴染んでから、優しく閉じ込めるように塗りましょう。

美容液

化粧水や乳液は使うけれど、美容液は必要なの?と感じる方も多いのではないでしょうか。
美容液には、商品によって目的があります。保湿や美白、シワ、ニキビなど、気になるものに合わせた用途の商品を選んで使用しましょう。
プラスアルファのアイテムですので、気になるところがなければ使用しなくても問題はありませんが、保湿を目的とした美容液は誰にでもおすすめです

適量は商品により異なりますが、化粧水のあと、優しく肌に馴染ませ使用しましょう。

夜のスキンケア

ここからは、夜と朝のスキンケアの違いについてご紹介します。

朝と夜ではするべきスキンケアの内容が異なります。特に夜のスキンケアには、力を入れている方も多いのでは?

夜のスキンケアは、1日肌にのっていたメイクを落とし、日中のダメージを回復させる大切な役割をします。また、寝ている間に肌を保湿しなければ、翌日のメイクののりも悪くなってしまいます。

順番

クレンジング

洗顔

化粧水

美容液

乳液

夜はスキンケアアイテムの役割でもご紹介したように、クレンジングと洗顔をセットで行いましょう。もちろん、化粧水と乳液もセットです。美容液を使用する場合は、化粧水と乳液の間に使用しましょう。

朝のスキンケア

寝ている間は、思っている以上に汗をかきます。汚れていないからと思って洗わなかったり簡単に済ませたりすると、皮脂などの汚れがとれないまま化粧をすることになり、崩れの原因にもなります。

また、UVケアは、朝のスキンケアの最も重要な過程と言っても良いでしょう。冬や曇りの日でも紫外線は出ていますので、肌を守るため、しっかり日焼け止めを塗ってくださいね。

順番

洗顔

化粧水

美容液

乳液

日焼け止め

朝は、クレンジングがなくなって、最後に日焼け止めが増えるというイメージです。美容液は、そこまで気になるところがない方は無理にする必要はありません。

日焼け止めは、化粧下地などに含まれていることもあります。SPFやPAが高い方がよりUVカット効果がありますが、肌が弱いと負けてしまい荒れることも。強い日焼け止めが合わない場合には、数値が低めのものを選びましょう。

正しくケアして理想の肌に

夜と朝、また、個人の肌悩みによっても順序や使うアイテムが異なることが、お分かりいただけましたか?

肌は、一人ひとり違います。自分の肌にどの商品が合うかは、正直使ってみないと分かりません。
しかし、同じ商品でも、使い方次第で効果が変わってくることもあります。

正しい順序で、正しい方法でスキンケアをすることで、今よりももっと潤いのある、魅力的な肌を手に入れることができるかもしれません。

もし、今回ご紹介したのと違う順序や方法でスキンケアをしていた方は、ぜひこの機会に見直してみてはいかがでしょうか?

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