腸がよろこぶ美容と健康

敏感肌さん発見!正しいスキンケアの方法

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みなさん、”敏感肌”という言葉は聞いたことがありますよね。
実際に、肌に異変を感じて敏感肌かも、と感じたことがある方もいるかもしれません。

そもそも敏感肌の原因とは何か、また、敏感肌のスキンケアにおいて気をつけることは何か、ご紹介していきます。

敏感肌とは

敏感肌という言葉はなんとなく分かるけれど、定義が何かと言われると難しいですよね。そう、敏感肌には、明確な定義はないとされているのです。

一般的に敏感肌は、肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすい状態のことをいいます。生まれ持った肌質というよりは、その時々で変化する肌状態であるのも特徴です。

化粧品や石鹸をつけるとヒリヒリ、チクチクしたり、つっぱる感覚がある場合は、敏感肌の可能性が大きいでしょう。もっと重度な敏感肌だと、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患がある肌などを指すこともあります。

このような敏感肌は、ちょっとした刺激でも肌トラブルになりやすく、スキンケアにも通常よりも注意が必要なのです。

敏感肌の原因

敏感肌は、肌のバリア機能が低下するといいましたが、その要因は大きく分けて2つ、内的要因と外的要因があります。

内的要因

内的要因としては、睡眠不足や食生活など生活習慣の乱れや、ストレスが挙げられます。心身の疲労、生理や妊娠などでホルモンバランスが崩れているとき、特に注意が必要です。

また、皮膚炎など皮膚の疾患を患っている場合は、そもそも肌のバリア機能が低い状態にあるので、刺激を与えないよう気をつけなければいけません。

外的要因

外的要因は、身体の外からの影響によるものです。

代表的なものでいうと紫外線。また、気温・湿度やそれによる乾燥などもバリア機能が低下する原因となります。

ほかにも、間違ったスキンケアや肌に合わない化粧品も、肌に刺激を与えているかもしれません。

敏感肌のスキンケア方法

敏感肌の場合、お肌に合った化粧品を、正しく使うことが大切です。正しい方法でスキンケアをきていても、お肌に合ったものを使用していなければ、かえって肌荒れの原因となってしまうことも。もちろんその逆で、正しく使用しなければいくら良いものを使っても効果が薄れます。

では、敏感肌はどのような化粧品を使ったら良いのでしょうか。
スキンケアは、洗浄、保湿、UVカットと順に続きます。使うものは、肌に優しい成分でできていることが基本です。
場面ごとに、具体的にご紹介していきます。

洗浄

まず、クレンジングや洗顔で汚れを落とすことは、スキンケアにおいても特に重要です。しかし、成分が強すぎると、かえって皮膚に必要な皮脂なども落としてしまい、乾燥の大敵となることも。特にオイルタイプは洗浄力に優れている分、敏感肌さんには合わないこともしばしば。

敏感肌の方には、クリームタイプやジェルタイプなど、泡立てずに肌に馴染ませて汚れを落とすタイプのものがおすすめです。これらは洗い流した後も比較的肌がつっぱりにくく、しっとりとした仕上がりになります。洗い残しがないよう、しっかりと流してください。

保湿

洗顔後、顔はとても乾燥しやすい状態にあります。出来る限り早く保湿をすることが重要なポイントです。

保湿の順番は、化粧水、可能であれば乾燥に特化した美容液、そして、その後に乳液やクリームです。化粧水しかしない、という人もいるかもしれませんが、それでは保湿に不十分です。
化粧水で補った水分を閉じ込める役割を、乳液がしてくれるのです。化粧水はほぼ水分なので、外に蒸発してしまいますが、乳液やクリームは油分を含んでいます。ワセリンなどのバームを重ねるのも良いでしょう。

また、一連の保湿を一度したから完璧、ということではありません。敏感肌は乾燥しやすいですので、乾燥してきたと感じたら何度でも保湿してください。

UVカット

紫外線が敏感肌の原因となるくらいですから、これ以上バリア機能を低下させてしまわないよう、しっかりと日焼け止めを塗って外出しましょう。

UVをカットするには、SPFやPA値が高い方が良いだろう、と思いますよね。しかし、敏感肌の場合には、数値が高すぎると刺激が強い場合があります。
低刺激性と書いてあるものは、比較的肌への刺激が少ないので、選ぶときの参考にしてください。また、伸びが良く落としやすいものは、肌への負担が少ないのでおすすめです。

それぞれに合った化粧品で敏感肌を改善しよう

敏感肌を改善しようと試みたにもかかわらず、かえって悪化させてしまっては嫌ですよね。
ただでさえ敏感な状態で、少しの刺激にも反応してしまいますので、いかに刺激を与えないか、気をつけてあげることが大切です。

敏感肌用、などとパッケージに明記されている化粧品もありますので、購入時の参考にしてください。しかし、敏感肌用だからといって、必ずしも全ての敏感肌に合うとは限りません。あくまでも、自分の肌に合ったものを選ぶようにしましょう。

今回は洗浄からUVカットまでをご紹介しましたが、朝はメイクもしますよね。メイクをする際の化粧品も、同じく肌に合わないと感じたものはすぐに使用を中止し、自然成分など肌に優しいものからできたものに切り替えてみてください。

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