腸がよろこぶ美容と健康

跡ができる前に!ニキビができた時に気をつけるべきこと

腸がよろこぶ美容と健康

ニキビができると、どうしても気になって触ったり潰したりしたくなってしまいますよね。
でも、”跡になるから触ってはいけない”と言われたり聞いたりしたことがありませんか?

特に顔の目立つ部分に跡ができたら嫌ですよね。肌に自信が持てないと、自分自身にも自信が持てません。
化粧でカバーすることもできますが、粘膜から化粧品が入り込むと、余計に悪化する恐れもあります。

今回は、ニキビが跡になってしまう理由と、それを予防する方法、できてしまったときの対処法についてご紹介します。

ニキビ跡ができる理由

ニキビを潰すと跡になるのはなんとなく分かるけれど、そのメカニズムは分からない、という人がほとんどではないでしょうか。また、潰す以外に跡になる原因は、なかなか知られていないかもしれません。
その根拠を知らないと、なぜ潰したらいけないのかも、なぜ跡になるのかも分からないですよね。

ここで、ニキビ跡の種類と、跡になってしまう理由を3パターンご説明します。

赤み

まずは、ニキビ自体は消えてもその箇所に赤みが残ってしまう場合です。

そもそもニキビは、毛穴に老廃物や皮脂などがたまり、炎症を起こすことでできてしまいます。

赤みが残る原因は、ニキビが治ったあとにもこの炎症自体が続いている、もしくは毛穴のまわりに毛細血管が集まり、皮膚の下の血管が透けて赤く見えていることが考えられます

色素沈着

次に、赤みはなくても、茶色く色素沈着した跡が残ってしまう場合です。
ニキビは炎症によりできると言いましたが、炎症を起こすとメラニンが発生します。

メラニンは肌だけでなく、髪の毛や瞳の色を構成する黒色の色素です。
このメラニンが大量に発生することで、色素が沈着し、シミのような茶色い跡ができてしまうのです。

へこみ

最後に、ニキビがあった部分がへこんでしまう場合です。
ニキビが治ったあとに、クレーター状のへこみができる状態のことです。

このへこみは、ニキビを触りすぎたり、潰したりする時に多くできてしまいます。

ニキビが膿んでしまうと、皮膚が破壊された状態になります。
強い刺激が加わったり繰り返し同じ場所で炎症が起きたりすることで、毛穴や皮膚の深い部分にある組織まで破壊するので、修復ができず、へこんだ跡になってしまいます。

ニキビ跡ができないために

誰もが、できることならニキビが跡になってほしくないと思いますよね。
ニキビはできてしまったけれど、跡をつくりたくない。そんなときは、どうしたら良いのでしょうか。

触らない

まずは、ニキビができた時に触ったり潰したりしないことです。
潰した方が早く治る、という考える人もいるようですが、皮膚の表面が破けることで細菌が入り、炎症が長引きます。そして、へこみができたり新しいニキビができたりしてしまいます。

気になっても、触ったり潰したりしないことが、跡にならず早く治す近道ですので、我慢しましょう。

化粧の厚塗りをしない

ニキビができると、ファンデーションなどで隠したくなると思います。
しかし、化粧を厚塗りすることで、細菌が入ったり、皮脂が過剰分泌されたりしてニキビが悪化する恐れがあります

ニキビを保護し、その上から化粧ができるテープなども販売されていますので、できる限りニキビの上に刺激の強い化粧品を塗らないよう注意しましょう。

また、クレンジングや洗顔は優しくしっかりと行なって毛穴の汚れを落とし、保湿もしっかりすることで、ニキビ跡や新たなニキビの発生を防止することができます

紫外線を避ける

紫外線を浴びると、さらにメラニンが発生し、色素沈着しやすくなってしまいます。
季節に関わらず紫外線はでていますので、常に日焼け止めを塗りましょう。また、化粧品と同じく、テープなどで保護をし、直接紫外線をニキビに当てないことも、色素沈着を予防する方法の一つです。

ニキビ跡ができたときの対処法

では、このようなことに気をつけてもニキビ跡ができてしまった場合は、どうしたら良いのでしょうか。

ビタミンを摂る

特にビタミンCには、炎症を鎮静化する働きがあります
ビタミンCが多く含まれる果物や野菜を食べることで、炎症を抑え、肌の調子を整える効果が期待できます。

また、市販の美白化粧品なども、ビタミンCが入ったものであれば、ニキビの炎症を抑え、色素沈着を防ぐ効果が期待できます。すべての美白化粧品が色素沈着に効く訳ではありませんので、注意してください。

皮膚科を受診する

市販の薬でも効果があるものもありますが、あくまで誰でも使えるように売られているもの。自分自身の肌に合うかも分からなければ、ニキビの原因にあった治療薬かを見極めるのも難しいですよね。

ニキビで病院に行くのは…と控えてしまう方もいますが、ニキビは大きな皮膚のトラブルの一つです。放っておくと、現状以上に悪化してしまう場合もあります。

ニキビ跡ができてしまった場合は、ぜひお近くの皮膚科を受診し、薬を処方してもらいましょう。

ニキビの種類・原因と、予防方法や対処法をご紹介してきました。

マスクを着用している時間が長いこのご時世、皮脂が増加して、今までよりニキビができてしまうという方も多いのではないでしょうか。
マスクでニキビを隠しているから良いけれど、食事などでマスクを外すときに抵抗がある…なんて経験もあるかもしれません。

顔まわりにニキビができると、ネガティブな気持ちになり、人と接するのを避けてしまうこともありますよね。

そうならないよう、まずはしっかり洗顔や紫外線対策をして予防しましょう
もしできてしまった時には、せめて跡が残らないよう、今回の記事を参考にして頂けると幸いです。

Twitterでフォローしよう
タイトルとURLをコピーしました